新型コロナウィルス対策と熱中症対策はどうしたらいいですか?
処暑を過ぎても暑い日が続きますが、熱中症の予防のためにもエアコンの稼働が欠かせません。今夏は新型コロナウイルス対策として、換気にも気を配るように呼びかけられています。
実はエアコンには換気機能はありません。
全国559人を対象に、空調メーカー「ダイキン工業」が今年6月に実態調査を行いました。国の緊急事態宣言後に家で換気をしている人は88%に上るようになりましたが、59%の人がほとんどのエアコンには換気機能がないことを「知らなかった」と答えたそうです。
ほとんどのエアコンは室内の空気を取り込み、室内機の中の熱交換器で冷やして室内にもどす。外気を取り入れているわけではなく、室内の空気は循環しているだけ。
換気の目安は1時間に1回で、5~10分間。
運転したまま換気をした方が、省エネになります。エアコンは稼働時が一番電力を使うからです。
空気の通り道ができるように2か所の窓を開けることが効率的です。
もちろん、フィルターの掃除も重要です。
コロナウィルスの影響で、熱中症の危険が増していますが、エアコンの掃除をして快適にこの夏を乗り切っていただきたいです。