エアコンの加湿機能とは
エアコンについている加湿機能とは
毎年インフルエンザの流行が暖房を入れる時期に始まります。インフルエンザウィルスが増えるには、寒さと乾燥状態が条件です。そのため加湿はインフルエンザ対策としては必須です。エアコン1台でできるのであれば、簡単ですよね。そのため、最近は加湿機能があるようなCMも見られるようですが。それでエアコンについている加湿機能について調べてみました。
無給水加湿とは
基本的に加湿するためには、どこからか水を補給する必要があると思いますが、あるメーカーの説明には「デシカント」という素材を使用して、室外の空気中の水分子を吸着させ、室内(気温が高い)で水分子を放出させるということでした。デシカントには、熱を受けると水分子を放出する性質があることを利用しているようです。
どのくらい加湿できるの
メーカーのサイトでは「一般の加湿器とは加湿方法が異なるため加湿量は外気条件により変化します。外気温度-10℃以下かつ外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません。」と記載されていました。
某口コミサイトでは、部屋がせまいのなら加湿機能を感じることはできるが、少しひろくなると期待できないとのこと。同様のコメントが多かったです。
電気代はいくらかかるの?
一言では言えませんが、室外の冷たい乾いた空気から水分をとって、暖房している室内に水分を送るには、相当の電力がかかるはずです。別途加湿器を使用した方が、費用も効果も良いと思います。
(ちなみに、加湿機能が付いているエアコンのメーカーは基本的にはとてもよいメーカーです。)
基本的にエアコンはひたすら除湿するものです。使えば除湿と考えていただいてよいと思います。お掃除機能付きもそうですが、本来求めている機能以外のオプションが付いている場合は、機能自体は変わらないのに、数万高くなります。そのうえ、複雑な機能が付くので当然故障しやすくなります。また電気代もかかります。